天地は大日の霊性に満ち 朝露は観音の慈悲を放つ
夕べに臥所する虫は暗き帳を安心の枕とす
ここに仏あり 無常の慈悲と方便をもって一切の衆生を済度す
観音は蓮華を持ち 不動は剣を振るう
人の運命を作るものはその人の因果に負う
無明を因とし 輪廻を果とする
智慧あるものは無住所に涅槃を感じ
心暗きものは朝日を見れどもそれは暗く霧の中で道を求めて彷徨う旅人の如し
心に偏りたる思い六辺の障りをもつものは真実を見ずこの障りゆえに溝に落ちる
心に大いなる蓮華を思いこの蓮華の上に金剛の杵を立てる
金胎不二の悟りを己の心に映す
仏加持すればおのずと暗雲は去り明月は現れる
三業は即疾に三密であり凡身は即ち如来の法身である
大日より普賢の心願を以て加持を願い この仏道を成就せん
この娑婆世界を密厳の浄土となし 薩埵の道場となす
日々の歩みはその足元に蓮華を踏み 心に金剛の心を宿す
三界を如来の曼荼羅となし己を普賢の薩埵と見る
これを金剛子 蓮華子 そして法の継承者 密門の行者 某である
虚空に遍満する一切如来に帰依し奉る そして我菩薩の五大願を以てこの世界を遊歩せん
天地は大日の霊性に満ち
真言寺通信
